韓国修学旅行引率記

第３日目　行程表

オドゥ山統一展望台

1910年から1945年まで，朝鮮半島は日本が植民地支配した。日本の敗戦によって，韓国・朝鮮の人々は植民地支配から解放された。ところが，その当時は，ソ連・中国を中心とする社会主義陣営とアメリカを中心とする資本主義陣営が対立をし，両陣営が朝鮮半島に影響力をもとうとした。そのなかで，朝鮮半島は北緯38度線を境にアメリカとソ連が分割占領した。国連は朝鮮半島で統一した選挙を実施しようとしたが，実現せず，1948年にソ連の指導を受けた金日成を首相とする朝鮮民主主義人民共和国，南にアメリカに亡命していた李承晩を大統領とする大韓民国がつくられた。1950年８月，北が軍事侵攻を開始し，朝鮮戦争が始まった（韓国では南北戦争とか，韓国戦争と呼んでいる）。北の軍勢は韓国軍を圧倒し，プサン付近まで追い詰めたが，アメリカが主力の国連軍が参戦し，北の勢力を中国国境まで追い詰めた。しかし，中国が大量の義勇軍を派遣し，戦局は逆転し，38度線で膠着した。1953年休戦協定が結ばれ，それ以来，国土が分断される状態がつづいている。（以上　修学旅行のしおりより）

	展望台の正面です。 ここでクラスごとに写真撮影をしました。
	展望台では，眼前の臨津江に沿った軍事境界線越しに北韓を眺めながら解説ビデオ（日本語）を視聴しました。
	展望台正面の風景です。 目の前の河が臨津江で，対岸までの距離は約3.2Km程だそうです。
	展望台の屋上からは，直接北韓を見ることができました。 双眼鏡（Ｗ500）も設置されており，北韓の人々の生活を垣間見ることもできるそうです。
	屋上から降りると売店があり，アイスクリームや蒸かし饅頭を売っていました。 ついつい手が出てしまうようですね。
	展示施設でバスガイドさんに色々質問している生徒達です。
	北韓の教科書展示コーナーは小学校の教室が再現されていましたが，机と椅子を見ると座らずにいられないようです。 学校でもいつもこうであってほしいものです。(^^ゞ

昼食

	昼食会場の韓一会館です。
	この日のメニューはうどんすきでした。

新羅免税店

	新羅免税店です。 高級車がとまっています。
	店内は高級ブランド品がズラリ…。 高校生にはちょっと手が出ませんね…。

スーパー

	ホームステー先のハヤンマウル団地に程近いスーパーで買い物をしました。
	食料品から日用生活品まで，広大な売り場を回るだけでも大変です。 値段はかなりリーズナブルなので，ホームステー先や自宅へのお土産を買い込んでいました。

ホームステー先の家族との対面

	ホームステーの始まりです。 まずはカードを掲げてホストファミリーに自分達を探してもらいます。
	ホストファミリーが見つかったら，それぞれの家に連れて行ってもらいます。 今晩一晩だけですが，楽しい交流を送ってほしいものです。

歓迎式典

	ホームステー先の近所のAiins Worldでは，本校の訪問を歓迎して式典が行われました。
	会場にはホストファミリーに連れられた生徒達も参加していました。
	本校の生徒が，韓国語で挨拶をしている場面です。
	本校教頭が神奈川県知事の代理として，富川市長にホームステー受け入れに関する謝辞と記念品の贈呈を行いました。
	Aiins Worldには世界中の有名な建築物のミニチュアが数多く展示され，ライトアップされています。 この会場を回るだけで世界旅行をした気分を味わえました。